
はじめに
今日、LINE Pay終了のお知らせが、私のLINEメッセージに届いた。来年2025年4月末をもって完全にサービスを終了するとのことである。
今年から税金の支払いのために使い始めたばかりなのであるが、わずか1回の利用で終了してしまうとは誠に残念である。
背景にはどのような事情があるのだろうか。
目次
サービス停止の理由とは
どうやらPayPayとの競合を嫌ったようである。ご存知のとおり、LINE PayもPayPayも同じソフトバンクグループ傘下の会社である。
経営側としては、同じグループ内に複数の決済サービスを持つことは、企業のリソース分散、利用者の分散を招いてマイナスだと判断したのだろう。
LINE Payの残額はPayPayに移行できることがアナウンスされている。よって実質的にはPayPayへの利用者囲い込みのためと言えるかもしれない。
過去にも同様のことがあった
今回のLINE Payサービス終了を聞いて、かつてのWILLCOM(ウィルコム)を思い出した。
ウィルコムとはKDDIグループのもと、「DDIポケット」というブランドでPHSサービス提供をおこなった通信会社である。もともとau系の企業であったが業績不振のためKDDIから独立し、「WILLCOM(ウィルコム)」と社名を変えた。そして、紆余曲折の末にソフトバンクグループ傘下となったのである。
Softbank傘下のもと、数年間はPHSサービスを提供し続けていたが、最後にはPHSサービス停止となり、ワイモバイルに統合されて消えていった。利用者も手持ちのPHSは使えなくなり、携帯電話に変えざるを得なくなった。
過去に筆者が書いた「AQUOSケータイのアドレス帳をiPhoneに移行する方法」の記事はこのときに1年だけ使ったワイモバイルを解約し、格安SIM(IIJmio)に移行したときの経験を元に書いたものである。
ところで、ソフトバンクを非難するつもりは毛頭ない。ある程度の利用者を有するサービスを傘下に置き、時機を見て自社のサービスに取り込む構図は事業の規模拡大の戦略として正しいものだからである。
今後のサービス停止までの流れ
サービス停止までの現在の計画については、オフィシャル情報を参照頂きたい。
LINE Payサービス終了に関するお知らせ
https://line-pay-info.landpress.line.me/payment-info/
これによると、冒頭に書いた通り、LINE Payの残高はPayPayに移行可能とする予定だそうである。
スケジュールには「予定」や、「今後案内する」としているものが多く、綿密な準備のもとにサービス停止というよりも突然決まった感がうかがえる。
これまで利用できていた、台湾、タイでも使えなくなる。ただし現地のサービスは継続されるとのこと。
最後に
愛用していたサービスが終了してしまうことは残念である。
今後PayPayが電子決済の覇権を取るのか、はたまた別のサービスが伸びてくるのか。今後を見守りたい。
以上