はじめに
安くて美味しいそばを提供してくれる、庶民の味方「ゆで太郎」。
全国に展開する立ち食いそばチェーンでありながら、こだわりの「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」を掲げる実力派。
実際、店内には製粉機が置かれており、その場でそば粉を挽いている。
今回はそんなゆで太郎から、シンプルかつ王道の一品「2枚もりそば」をご紹介したい。さらに今回は、無料クーポンを使って「かきあげ」を追加してみた。
基本のキ「盛りそば」
筆者は、おそばの真価は「盛りそば」にこそ現れると考えている。
トッピングやつけ汁のバリエーションに頼らず、そばそのものの味・のどごし・歯ごたえを純粋に楽しめるからだ。
それでいて最も安価であるため、お財布にも優しいのである。
2枚もりそばを食す

こちらが今回の主役、「2枚もりそば」にクーポンで追加した「かきあげ」である。
以前紹介した「特もりそば(3倍)」と同様、最初からつゆが2つ付いてくるのも嬉しいポイント。(写っていないがネギも2つ付く)
万一足りなくなった場合も、ゆで太郎ではつゆのおかわりが可能である。
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さて、一般的な盛りそばの量は200g前後だが、ゆで太郎の「普通盛り」はそれだけで250gと標準より多め。
「2枚もり」となると、その倍の500g。
見た目にもかなりのボリューム感である。
まずはシンプルにそばを一口。
うん、やはりゆで太郎のそばはのどごしが良い。そして、しっかりとした歯ごたえもある。
半分ほどプレーンで楽しんだところで、ここで「かきあげ」に手を付ける。つゆに浸けていただくと、揚げたてのころもがサクッと香ばしい。
そしてかき揚げの後にそばをすすると、つゆに溶け出したかき揚げの油がそばに程よく絡み、先ほどとは異なるコクのある味わいに。これがまた旨いのだ。
ちなみに、ゆで太郎は「茹でたて」をウリにしているが、混雑時には多少時間が経ってしまうこともある。
大量のそばが一度に提供される「2枚もり」のようなメニューでは、そば同士がやや絡まりやすくなることもあるので、そういう時は、ほんの少量の水をまわしかけてやるとよい。※蕎麦通には怒られるかもしれないが、実用重視である。
おわりに
今回もゆで太郎の安定した美味しさと、たっぷりのそばに大満足だった。
ときには派手なトッピングではなく、そばそのものと向き合う「直球勝負」も良いものだ。
無料クーポンを上手く使えば、満足度はさらにアップ。
次回はまた違うトッピングで試してみたくなる、そんな一品であった。