
2025年秋、立ち食いそばチェーン「ゆで太郎」で天ぷらそばが新しくなったというので食べてみた。
それぞれの天ぷらを紹介してゆく。
海老かしわ天そば
新しくなった「天ぷらそば」は、正式には「海老かしわ天そば」という名称である。
数あるそばメニューと同様に、「冷たいそば」「温かいそば」から選べる。
冷たい蕎麦に熱々の天ぷら、あるいは温かい蕎麦にしっとり染みる天ぷら、どちらも味わい深いものである。
盛り付けに違いはなく、どちらも別皿に盛られて提供される。
初見となる今回は、冷たい蕎麦でいただくことにした。
天ぷら盛りの内容

海老かしわ天そば(820円)+そば大盛り(100円)
全体像である。
そばつゆは天付き蕎麦らしく、広口のものがついてくる。

天ぷらの種は、海老、鶏むね、ちくわ、おくらの4種である。
それぞれサクッと上手に揚げられている。それぞれを食べていこう。
海老天

おなじみのエビ天ぷら。サイズは大きからず、小さからずといったところだ。
プリッとした歯応えが心地よい。
かしわ天

薄めのサクサク衣が嬉しい。鶏はむね肉が使用されている。
固くならずにジューシーに揚がっている。

上手に調理されたむね肉は、もも肉より旨味がありおいしいのである。
ちくわ天

太刀魚(タチウオ)を素材に使ったちくわ天である。
タチウオの白身が、ちくわの歯ごたえの良さと、味の深さに一役買っている。
ちくわ単体としても十分に美味しいちくわだ。
オクラ天

こちらもさっくり薄衣で揚げられている。
箸休めにちょうどよい。衣の油をさっぱりと中和してくれる。
そばも安定の美味しさ

天ぷらを一巡したあとは、いよいよ蕎麦をいただく。
コシのある角の立ったそばを手繰る。蕎麦の良い香りが心地よい感触で、のどをすべり落ちてゆく。
至福の瞬間である。
そしてサクッと軽い天ぷらとの相性も最高。
そばを大盛りにして大正解であった。

最後に蕎麦湯をいただく。天ぷらの旨味が溶け出したつゆで飲む蕎麦湯は格別である。

ごちそうさまでした。