はじめに
OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。
当然ながらWindowsとの親和性が高く、エクスプローラーから通常のドライブと同じ様にアクセスすることが出来ます。
また、ファイルはインターネット上に保存されるため、どのデバイスからでもアクセスできます。よって、ファイルを他の人と共有したり、複数のユーザーで同時に作業したりすることも可能です。
OneDriveのデータは、Windows上では、
に割り当てられています。
プログラムからOneDrive上のデータを扱う際に、ここを直接操作しても良いのですが、事前にネットワークドライブ(X:, Y:など)としておいてからアクセスすることも可能です。複数のユーザーで利用するバッチ処理などでは便利かもしれません。
この記事では、ネットワークドライブにOneDriveを割り当てる手順を説明します。
なお、Dockerは、この記事を書いた時点ではネットワークドライブをマウントすることが出来ないようで、この方法ではうまくいきませんでした。DockerでOneDriveを利用したい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
komekichix.hatenablog.com
目次
前準備
ネットワークドライブに登録する際に、OneDriveをブラウザで開いた際のURLに含まれるcidを使用します。事前にテキストエディタなどにコピペしておくとよいでしょう。
なお、OneDriveをブラウザで開く方法がわからない場合は、以下の手順で開くことが出来ます。
エクスプローラーを起動して、左側のツリー(ナビゲーションウィンドウ)から「OneDrive」を右クリックします。そして、「オンラインで表示」を選択します。すると、OneDriveが標準ブラウザで開かれます。URL部のcidをコピペしてください。

コマンドで割り当てる方法
コマンドプロンプトやバッチで割り当てる方法です。
net useコマンドを使う
コマンドでネットワークドライブを割り当てる場合には、net useコマンドを利用します。
下記のとおり、
と入力します。
x:には割り当てたいドライブを指定します。cidコードには、「前準備」で確認しておいたコードを指定します。
C:¥>net use x: https://d.docs.live.net/hoge1234 'd.docs.live.net' のユーザー名を入力してください: d.docs.live.net のパスワードを入力してください: コマンドは正常に終了しました。 C:¥>
アカウント、パスワードを入力する
初回のみOneDriveのアカウント情報を訊いてきますのでユーザ名、パスワードを入力します。
割り当て完了
C:¥>X:
X:¥>cd test
X:¥test>dir
ドライブ X のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は 0000-0000 です
X:¥test のディレクトリ
2023/02/03 22:03 <DIR> .
2023/02/03 22:03 <DIR> ..
2023/02/03 22:02 3 テキストファイル.txt
2023/02/03 22:01 10,863 ドキュメント1.docx
2023/02/03 22:02 8,464 ブック 1.xlsx
2023/02/03 22:02 30,665 プレゼンテーション 1.pptx
4 個のファイル 49,995 バイト
2 個のディレクトリ 31,809,466,368 バイトの空き領域
X:¥test>X:ドライブからOneDriveのファイルにアクセス出来るようになりました。
ちなみに、空き領域31,809,466,368 バイトはおよそ32GBのこと。このOneDriveは無料版(5GB)を使用しているのですが、ドライブの最小単位としては32GBが割り当てられることが伺えます。
エクスプローラーから割り当てる方法
エクスプローラーを使って割り当てる方法です。
「ネットワークドライブの割り当て」を選択する
エクスプローラーを起動したら、左側のツリー(ナビゲーションウィンドウ)から「PC」を右クリックします。そして、「ネットワークドライブの割り当て」を選択します。

割り当て先ドライブとURLを入力する
割り当てドライブを選択し(ここではX:)、フォルダー項目に
を入力して完了ボタンを押します。
cidコードには、「前準備」で確認しておいたコードを指定します。
チェックボックス:「サインイン時に再接続する」がオンになっていることも確認しておきましょう。

アカウント、パスワードを入力する
初回のみOneDriveのアカウント情報を訊いてきますのでユーザ名、パスワードを入力します。

割り当て完了
X:ドライブからOneDriveのファイルにアクセス出来るようになりました。

以上です。