筆者が使っているノートパソコンは、2016年製のMacBook Pro。
発売から9年が経過し、もはやAppleの公式サポート対象からも外れてしまったレガシー機種だ。
性能的には動画編集のような重たい作業には向かないが、ブログ執筆やネット閲覧、軽い画像加工など、普段使いで困ることはない。
実際、この記事もこのMacで書いている。
「そろそろ新しいMacに買い替えた方がいいかな」
「でもまだまだ使えるしな」
そんなふうに思い悩みながら、気がつけば2年以上が経っていた。
古いMacに最新OSをインストールする方法があることは以前から知ってはいたが、内心「面倒そうだな」と実行に移すことは無かった。
先日、ついに重い腰を上げて試してみることにした。
もしうまくいかず不満が残るようなら、その時こそ買い替えればよいのである。
いま主流なのが「OpenCore Legacy Patcher(OCLP)」というツールである。
手順に沿って試したところ、筆者のMacにも見事最新のmacOS Sequoiaがインストールできた。

インストール後、「ちょっと起動が遅くなったかな?」といったところか…。
ご老体にもかかわらず懸命に最新OSを起動しているのだから、それくらいは大目にみられるというものである。
一旦起動してしまえば、あとは以前と変わらない。
Chromeも、Safariも、メモも、問題なく動くため、自分が普段やっている作業にも何ら支障は感じない。
何より最大のメリットは、そしてこれまで利用できなかったフリーボードとパスワードが使えるようになったことである。
OSがマイナーバージョンアップするたびに、OCLPも更新が必要になるため、多少手間はかかる。
それでも、「古いものを自分の手で延命させている」という満足感のほうが勝っている。
確かに、調べなければならないことは増え、故障のリスクも高まる。
その都度、幾ばくかの時間も掛けなければならない。
これらを考えると、
「買い替えた方が結局コスパ良かったな」となる可能性も高い。
人生の時間は有限であるため、それ自体は正しい考え方である。
費用対効果で考えれば、手間のかからない最新型への買い替えが結果的にはおトクである。
でも結局のところ、良い悪いではないのだ。
人それぞれ。正解はない。
筆者自身には、この「手間をかけてでも使い続ける」というスタンスがしっくりくる、というだけのことである。
ここまでつらつら書いてふと、「ああ、自分自身と重ね合わせているのか」と思い至った。
自分だって以前より体力も落ちてきたし、記憶力も怪しくなってきた。若い頃のようなパフォーマンスも出せない。
自分もこのMacと同じであった。
それでも社会の一部として、なにかの役にたてればと思っている。
この気づきに至ってしまったからにはしかたがない。
壊れるまで使ってやろう
【おわりに】
OCLPの導入には以下の動画、サイトを参考にさせてもらった。
感謝の気持ちを込めて記しておきたい。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=liXflrYMlwY
サイト:https://www.taikun-room.com/blog/how-to-install-macos-sequoia-on-unsupported-mac
助かりました、ありがとうございます。
なお、Intel Macで、「本体だけ使えればよい」という人は、Windowsに入れ替えてしまう選択肢もある。
ただし、Windows 11ではTPM2.0のチェックを回避する必要があり、OSライセンス料もかかるため、万人向けではないかもしれない。
OSアップデートの頻度は低いので、OCLPよりは楽であろう。
