
(追記 2026/3)
2026年度版を公開したので、合わせて参照頂ければ幸いである。
komekichix.hatenablog.com
(追記 2025/5)
2025年5月15日、三井フィナンシャルグループはOliveとPayPayとの連携を発表した。
詳細は今後の発表を待つことになるが、スマホ払いには絶望的であった「三井住友VISAカード」に一筋の希望が見えてきた。
詳細が分かり次第、お得な納税への利用方法を紹介する予定である。
2025年度の自動車税、固定資産税(1期)には間に合わないと思うが、今後のおトクな納税解説にご期待いただきたい。
about.paypay.ne.jp
はじめに
サービスを終了したLINE Payに代わり、三井住友VISAカードでVポイントをもらいつつもお得に納税する方法を検討してみた。
結果から先に書くと2025年5月現在、三井住友VISAカードでのお得な納税方法は無いことが分かってきた。
筆者と同じく三井住友VISAカードをメインに使っているあなたのご参考となれば幸いである。
今年からLINE Payサービスが使えない
昨年、筆者はLINE Payを利用して税金の支払いを行った。
これにより、決済手数料無料かつクレジットカード利用分のVポイントの還元も受けることが出来た。
しかし、2025年4月でLINE Payが終了した。
2024年までと同じ方法が利用できなくなり、改めて納税方法を検討する必要に迫られた。
komekichix.hatenablog.com
お得なカードを新規契約して使えば良いのでは?
もともと所持しているカードを利用するのであれば問題ないが、ポイント還元率のためだけにクレジットカードを増やすことはお勧めしない。
将来的に改変(改悪)などでクレジットカードの解約をしたくなった場合に、還元されたポイント以上にコストが発生する可能性があるためである。 (*1)
「現時点で保有しているクレジットカードを最大限に有効活用する」方針で、「お得さ」を追求することにする。
よって、クレジットカードを新規追加してでも、「お得さ」を追求したい方への参考とはならないことを予めお伝えしておく。
(*1)クレジットカードは、申し込み時は一瞬で契約できるが、解約にはその何倍もコスト(時間、手間、費用)が掛かるのが一般的である。
一例として、クレジットカードではないが、筆者のPONTAカードを挙げておこう。
「解約は、一般回線からはフリーダイヤル窓口で受け付ける、携帯電話からは通常電話番号窓口でのみ受け付ける」との謎ルールにより、一般回線を持たない筆者はいまだに解約できないでいる。
地方税にAmazon Payは利用できない

第一候補として思い浮かぶのは、Amazon Payであろう。
Amazonギフトカードをあらかじめ三井住友カードで購入し、Amazon Payで納税する際にこのAmazonギフトを使用するのである。
クレジットカード利用分のVポイントに加えて、Amazon Pay利用時にAmazonポイント(0.5%~1.0%)も還元される。
ただし、Amazonペイは国税の納付には使えるものの、地方税の納付には利用できない。
筆者が支払いをしたい下記の税金は、全て地方税に分類される。
・自動車税、軽自動車税
・固定資産税
・住民税(筆者は会社員なので会社経由で納税済)
残念であるが、検討からは外さねばならない。
主要なスマホアプリ決済
結局のところ、筆者の場合はスマホアプリ決済しか選択肢が残らなかった。
主要なアプリについて、筆者の調査結果を紹介する。
いずれのアプリ決済も決済手数料はかからないため、どれを選択しても「地方税お支払いサイト」からクレジットカードで納付するよりはオトクである。
いずれのアプリ決済も、三井住友VISAカードを利用しての支払いは不可能であった。
(追記)2025年5月発表の情報から、PayPayだけは三井住友VISAカードを利用しての支払いが可能となりそうである。詳細が分かり次第お伝えする。
楽天ペイは楽天カード以外では利用できない

楽天Payに登録した三井住友カードでチャージすると、200円につき1ポイント(還元率0.5%)のVポイントが付与される。
支払時には楽天ポイントが付与されるため、ポイントの2重取りが可能となる。
しかし、自動車税、固定資産税はすでにポイント付与対象外となっており、チャージのみの還元と考えた方が良い。
納税通知書のQRコード、バーコードを利用した請求書払いは、「楽天キャッシュ」のみ支払いが可能である。
よって、事前に楽天キャッシュへチャージを行っておく必要がある。
しかし、クレジットカードでのチャージは楽天カードのみが利用可能となっている。
残念ながら楽天ペイと三井住友カードを組み合わせることは出来ない。
auPayは三井住友VISAは利用できない

au Payも三井住友カードを含め、多くのカードからチャージできる。
auペイに登録した三井住友カードでチャージすると、200円につき1ポイント(還元率0.5%)のVポイントが付与される。
ただし月間チャージ上限額が5万円であるため、納税額が5万円を超える場合は、あらかじめ数ヶ月前から小分けにチャージしておく必要がある。
auPayには様々なクレジットカードからチャージが可能である。
しかし、その中に三井住友VISAカードは含まれないのである。(三井住友Mastercardならばチャージ可能である。)
詳細はこちらを確認してほしい。
https://aupay.auone.jp/contents/sp/guide/charge-guide/dtl_credit.html
左側に記載されている発行元のVISAのみが利用できる。
残念ながらauPayと三井住友VISAカードを組み合わせることは出来ない。トホホである。
PayPayの請求書払いに三井住友カードは利用できない

PayPayに登録した三井住友カードでチャージすると、200円につき1ポイント(還元率0.5%)のVポイントが付与される。
ただし、au PAYと同じく月間チャージ上限額5万円がある。
納税通知書のQRコードを利用した振込については、「PayPay残高」「PayPayクレジット」のみ支払い可能である。
残念ながらPayPayの請求書払いと三井住友カードを組み合わせることは出来ない。
また、2025年夏以降、「新たな決済方式での利用」に移行するとして、PayPayカード以外のクレジットカードを継続して使えるかが未定となっている。
「速報」でお伝えした通り、OliveアプリでPayPay残高へのチャージが行えるようになるらしい。
その際、0.5%~のVポイントが付与されることになるはずである。
また、PayPayで三井住友カードが優遇されることも決定した。(やった!)
かねてからPayPayで言われていた謳われていた「新たな決済方式での利用」が見えてきた形だ。
三井住友カード(Oliveも可)であれば今後も引き続き利用料無しでPayPayで利用できることになる。
paypay.ne.jp
クレジットカード決済も悪くはない
決済アプリによる納税は、未だ過渡期であり、毎年ルール変更が行われているのが現状である。
上記のような面倒くさい決済アプリ検討を毎年したくないと言う方は、直接クレジットカードによる決済を選択しても良いと思った。
よほどの富豪でなければ、自動車税、固定資産税等をあわせても年間15万円ほどであり、その還元ポイントはせいぜい750円分ほどである。
悩みに悩んで時間と労力を使うことを考えれば、還元ポイントは諦めてもペイできる金額ともいえる。
www.payment.eltax.lta.go.jp
還元率1.0%のクレジットカードの場合
「地方税お支払いサイト」からクレジットカードで支払いをする場合、手数料が発生する。手数料はおおよそ納付額の0.8%である。
ポイント還元率が1.0%のクレジットカードを使うのであれば実質手数料はゼロとなる。

還元率0.5%のクレジットカードの場合
ポイント還元率が0.5%のクレジットカードを使うと、手数料0.8%との差額0.3%分の負担が発生してしまう。
対して、コンビニ現金支払いであれば手数料はゼロである。
しかし、現金を用意するにしてもATMを利用する場合、最大で330円の引き出し手数料がかかる。ポイント還元率0.5%のクレジットカードを使っても、還元ポイントを差し引けば実質手数料は330円ほどの負担で済む。
0.5%クレカの場合はコンビニ現金支払より少し多めに費用がかかるが、その代償としてコンビに行くことなく、好きな時間に納付できると考えればよいだろう。

結局どれにするか
LINEPayが利用できた昨年と比べ、かなり厳しい状況である。
スマホ決済で三井住友VISAカードを活用できる手段がないのである。
前述したとおり、ポイント還元のためだけに新たにカードを作るつもりは無い。
残念ではあるが、三井住友VISAカードの利用はあきらめ、手持ちの他ブランドカードを利用しようと考えている。
(追記)PayPayと三井住友カードの連携がいつから始まるかが未定であるため、自動車税、固定資産税(1期)は1%ポイント還元のクレジットカード(ヨドバシゴールドポイントカード)で、「地方税お支払いサイト」を利用しようかと考えている。
それ以降はPayPay+Oliveとするつもりである。
おわりに
正直なところ、たったの一年でこんなにも状況が変わっていようとは予想していなかった。
税金はかならず支払う義務があるものなので、できるだけお得に払いたいと思うのが人情である。
この度のPayPay+Olive連携が救いの神となるかどうか、今後の動向を注視したい。
以上